40代の転職者が乗り越えなければならない3つの現実。

40代の転職者が乗り越えるべき3つの現実の画像 転職

20〜30代の時に「転職の成功体験」があったとしても、40代になれば自分を取り巻く状況はとうぜん変わります。

具体的に何がどう変わったのかわかります?

そうです、若さを売りにできなくなったんです。

前回の転職がうまくいった理由の一つに「若さ」という要因があった人、意外と多いのではないでしょうか。

「オレは見た目的に若いから」

こう言う人、多いですよね(特に男子)。うん、言いたいことはわかりますよ、一応ね。でも「見た目は」とか言ってる時点で負けなんですw。若い人たちはそんなこと絶対に言わないから。

というわけで、40代になると転職市場で何が起こるのか、そして何を乗り越えなければならないのか見てみます。

いつの時代も現実は残酷だ(だからまずは現実を受け入れよう)。

40代が乗り越えなければならない3つの現実

1. 求人の数が少ない

まずは具体的なデータを見てみましょう。とりあえず、日本最大級の規模を誇ると言われるリクナビNEXTで簡単に検索してみました。

20代

結果:1,915件

30代

結果:2,355件

40代

40代の求人数の画像

結果:1,178件

50代

50代の求人数の画像

結果:783件

世代別の求人数を見て

30代を頂点に40代から減少傾向になっているのが検索結果にはっきりとあらわれています。というか40代の求人数は30代のほぼ半分……。う〜ん、半減って結構キツイですね。

20〜30代の時のようになんとかなると思っていると痛い目を見ます。心してかかってください。

2. 完成形として見られる

20〜30代の時はまだ良かったんです。経験やスキルがなくても採用されるから。というか意外とスキルのないまっさらな状態の若者って好まれるんですよ。

僕のまわりのエンジニアたちも「中途半端な知識を持つ人より、知識ゼロでいいからやる気のある若者が欲しい」と口を揃えて言ってます。これ、やる気さえあれば教育次第でいくらでも能力は伸ばせることがわかっているからですよね。

でもさすがに40代はそうはいきません。というか一般的な企業は20〜30代の若者をいくらでも採用できるわけです。伸びしろだって十分にあるでしょうし、何よりも安く済む。わざわざお高い40代を好き好んで選ぶ人はいません。

なのであくまで完成形として選考に臨んでください。「私が答えです」と言い切っちゃうくらいのスタンスがちょうどいいです。

ただ真面目な人ほどテクニック重視になる傾向があるので注意してください。40代はテクニックがあって当たり前です。スキルや過去の業績ではなく、相手企業の課題を解決することを目標としましょう。

3. 条件が悪くなりがち

40代で転職を成功させた人の約6割が、給与が「据え置き」または「減少」になっています(厚生労働省より)。

「年収アップが目的なのに意味ないやんけ」と思いました?

でもこれは企業側のリスクヘッジがその理由です。リスクヘッジとは「危険予測」という意味で、ダメだった時のためにプランBを用意しておくこと。

どんなに経験のある人事でも求職者を100%理解することはできません。現場に出してみて「これはあかん」ってなることも結構ありますw。あかんかった時に高い給与を設定してしまっていたら頭を抱えますよね。

なのでとりあえず「低め or 現状維持」でスタートさせるのが一般的な企業の考え方であり、リスクヘッジになるというわけです。

でも心配はしなくて大丈夫。その後の仕事ぶりで給与アップのチャンスはいくらでもやってきます。最初はとりあえず「低め or 現状維持」を受け入れ、3〜5年後に大幅な昇級を狙うやり方がおすすめですね。

40代が転職するべき理由

以上、40代が乗り越えなければならない現実として少しばかり不利なデータを見て来ましたが、それでもやはり転職チャレンジはするべきというのが僕の意見になります。理由は以下の3点。

1. あきらめたら試合終了

何かを手に入れたいと切望するなら、それなりの覚悟は必要になります。 何もせずに向こうから幸運がやってくることはありません。

40代の場合、最後のチャンスになる可能性もあります。後悔を残さないためにもできることは全部やっておきましょう。

2. 実はローリスク

書類や面接で落ちたから何だというのでしょうか? 交通違反のように減点されたり、罰金を払わさせられるわけではありません。転職サイトだってほとんどが無料で登録できるじゃないですか。

現在会社員で仕事があるのであれば失うものはないんですよ。条件が良くなりそうな時だけ転職を実行すればいいんです。転職活動をしてみてうまくいかない、またはどう考えても条件が良くないのであれば転職自体をやめてしまってかまいません。

「条件が良くないから内定を辞退する」

これ、やってOKです。理由も十分に正当です。転職を「企業側に採用してもらうもの」と考えている人が多いかもしれませんが、そんなことはありません。立場はあくまで対等。相手側の条件が足らなかったら「お祈りメール」をガンガン投げちゃいましょう。

3. 変化に対応できる人はかっこいい

会社員の多くが保守的です。そして歳を重ねれば重ねるほどその傾向は顕著になります。

「会社員はリスクを取る必要はない」

こんな風に言う人たち、多いですよね。もちろん年収等の条件がそれなりにいいのであれば、リスクを取る方がバカを見るのかもしれません。

でもカッコ悪いんですよ、現状維持で良しとする人たちって。みんな見事なまでに魅力がない。一言で言うと、女にモテなそうってこと。

40代、いい男はまだまだモテます。さすがに女子大生に彼氏候補としては見られませんけどw、20代後半〜のオトナ女子には需要ありますよ。

いい男とは何か?

変化に対応できる男のことです。変化に対応していい男であることを証明しましょう。

40代が不利にならない時代

日本は社会全体が高齢化し、労働人口も減り続けています。

労働力がなければ経済は回りません。そして回らない経済は縮小するのが世の常です。

政府もそれを把握して「働き方改革」なるものを推進しているんですが、実はビジネスの現場にいる人間たちの多くがもう実務レベルで「若い労働力が減ってる」ことに気が付いていたりします。

なのでこれからは40代をはじめとするミドル〜高齢者の転職がますますやりやすい時代になりますよ。40代は不利ではなく、当たり前になるような気がします。

そんなわけで、大チャンス時代が到来してるわけですから、みなさんこのビッグウェーブに是非乗ってください。ビジネスをやっている僕のような人間からすると、経験値のある人間にもっともっと転職市場に出てきてほしいというのが本音です。だって人が流動的になった方が面白いに決まってますから。

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