アメリカの映画『SING/シング』を観たので感想をレビューするよ。
これは『ミニオンズ』『ペット』とかで知られるイルミネーション・エンターテインメントが作ったミュージック・エンターテインメント・アニメだね。
映画『SING/シング』とは
映画『SING/シング』は2017年に公開されたアメリカのアニメ映画。
有名曲を60曲以上も使用したミュージック・エンターテインメントに仕上がっているのがポイント。
ストーリーは単純で、つぶれかかったムーン劇場を劇場主のコアラとその愉快な動物仲間たちが「歌」で再建するという物語。
オレは字幕版での視聴をおすすめするけど、キッズたちと見る場合は吹き替え版の方がいいかもね。
才能って何だろう?
個人的には、瞬発力の高いポップソングを作る力こそが才能だと思ってる。
もちろん、音楽の世界に限定して一般論を展開するのであれば、クラシックの世界で生き残っていく人が「最も才能のある人」になるんだろうけど、クラシックの世界は上を見るとキリがなさすぎるので今回はパスw。
女子のみなさんはイケメンを一発で判別できるでしょ?
それと一緒。
女子たちのあいだをイケメン情報が駆け巡っていくみたいに、「いい」ポップソングもあっという間に世界に拡散される。
というわけで、『SING/シング』を観て、そして劇中の曲を聴いて、「おおう、才能あるやんけ」と感じた曲をピックアップしてみるよ。
1位 Scarlett Johansson/Set It All Free
ヤマアラシのアッシュのステージ曲。この曲だけ、映画オリジナルの曲なんだね。でもって歌ってるのはスカーレット・ヨハンソン。
映画の中では、個人的にここが最もテンション上がった。アッシュは銀行屋さんにギターのシールド抜かれちゃった中でこの曲をスタートさせるのなw。というか4ピースとかのバンドがこのアレンジでライブやったら絶対盛り上がるでしょw。
2位 Carly Rae Jepsen/Call Me Maybe
これもアッシュの劇中曲。ティーンの女子にぴったりとコアラにすすめられるんだけど、アッシュはきっぱりと断るんだよね。
でもこれめっちゃいい曲w。サビの歌詞とメロディーの破壊力すごいw。これぞポップソングって感じ。ちなみにオレは、この曲のことをまったく知らんかった。
3位 Stevie Wonder & Ariana Grande/Faith
まあ、これは言わずもがな。
スティービーとアリアナなんて良くて当たり前。ちなみにこれはエンドロールで使われてる曲。
番外編 きゃりーぱみゅぱみゅ/にんじゃりばんばん
レッサーパンダ5人組の曲。このレッサーパンダのユニットだけが異色なんだよねw。でもこの曲が加わることで、この映画に幅広さみたいなものが出てる気がする。
オレはアイドル曲ってのがあんまり好きじゃないんだけど、こうやって洋楽の中に混ぜてみると、邦楽としてきちんとスタイルを確立できてるのがよくわかる。やっぱり中田ヤスタカはすごいんだな。
まとめ
『SING/シング』はストーリー的には本当に単純。
動物たちが劇場を再建するためにただ歌うだけ。だけど、歌うことってたまにとんでもないエネルギーになったりするから侮れない。とくに瞬発力の高いポップソングなんかを歌う場合には。
歌で劇場を再建なんて、まあ一般的には無理難題の部類に入るんだけど、「それでも歌ならきっと何とかしてくれる」って思わせてくれるのが歌のすごいところだよね(そこには才能が圧倒的に必要になるってことはとりあえず置いておこうw)。
ちなみに『SING/シング』はAmazonプライム・ビデオで観れます。
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サントラはこんな感じ。