Netflixで観れる、おすすめのドラマを紹介します。
サスペンスやコメディを中心に、個人的に観て面白かったものをセレクトしました。
Netflixのおすすめ海外ドラマ10選
10位 Ozark/オザークへようこそ
[出展:https://www.netflix.com/title/80117552]
オザークとは何か?
湖の名前です。
そして、その周辺の避暑地なども含めてオザークと呼びます。
あらすじはとても簡単。
このオザークで、主人公一家が資金洗浄をすると。
資金洗浄とは、表に出せない金を一回きちんとしたビジネスなんかを通すことで表に出せるようにすること。
つまり、オザークでビジネスをするんです。
話としては非常に面白い。
ポイントは、内容を資金洗浄の一点にしぼりながら、主人公一家の子供たち(高校生の娘、小学生の息子)を資金洗浄に巻き込んでいるところ。
大人が悪事をするのは当たり前だけど笑、シーズン2で子供たちをどう扱うのか、つーかどういう扱い方があるのか笑、そのあたりが楽しみ。
9位 The Crown/ザ・クラウン
[出展:https://www.netflix.com/title/80025678]
イギリス王室ものの大河ドラマ。
主役は女王エリザベス2世。
エリザベス2世ってのは、今の実際のイギリス君主だね。
ピストルズが「No future for you」と歌ったのはこの人のこと(そんな歌がリリースされること自体がスゴい笑)。
ちなみに、『God Save The Queen』はSaveに三単現のsがついてないから仮定法。
『神よ 女王を守りたまえ』と訳します。
コレを観ると、イギリス王室や女王とはなんぞやということがちょっとわかるようになる(あと、戦後のイギリス史も)。
全部で6シーズン60エピソードになるそうです。
8位 The End of the F***ing World/このサイテーな世界の終わり
[出展:https://www.netflix.com/title/80175722]
高校生の男女が家出する話。
まあ、ありがちって言えばありがちだけど、ありがちなだけにテーマとしては難しい。
途中、罪を犯してストーリーが急展開。
1話30分で全8話なので、ちょっと長めのロードムービーといった感じ。
特にストレスなくさらっと一気見できるのは出来のいい作品ということ。
もちろん、少年少女の成長物語でもあります。
7位 SUBURRA/暗黒街
[出展:https://www.netflix.com/title/80081537]
イタリア産のNetflixオリジナル作品。
ローマに近い港町の開発をめぐり、マフィア、政治家、バチカンが抗争を繰り広げるというストーリー。
SUBURRAは「スブッラ」と読むのかな?
古代ローマ時代の貧民街のことらしいです。
『暗黒街』っていう邦題タイトルはそこからきたんだろうね。
マフィアものではあるんだけど、主役の若いメンズ3人による青春群像劇となってるのがポイント。
このメンズ3人、みんな演技がよくて好感触。
ちなみに僕の推しメンは、「ロマのガキ」ことスパディーノね☆
理由は、最後まで観ればわかる。
(勘のいい女子は途中で気づくか笑。)
6位 MINDHUNTER/マインドハンター
[出展:https://www.netflix.com/title/80114857]
例えばあなたが女性で、彼氏に大切にしてもらえるかどうかを知りたいのなら、彼に母親について訊ねてみるといいそうです。
母親のことを悪く言わず大切にしている男は、間違いなく彼女のことも大切にするんだって。
このドラマは犯罪心理学が体系化されていない時代(70年代)に、猟奇的なサイコパスたちとの対話を繰り返すことでプロファイリング捜査を確立しようとするチームの姿を描いたもの。
『セブン』『ファイト・クラブ』で知られるデヴィッド・フィンチャーらしく、なかなかに重苦しい仕上がり。
だって、ほとんどのシーンが刑務所内での尋問シーンだから笑。
ただこのドラマ、面白いんだけど、すっごいスロースターターなんですよ笑。
第2話の後半くらいでようやくエンジンがかかります。
なので、なんとかそこまで我慢して観てください。
そこまで観れば、最後まで一気見できるはず。
5位 Manhunt/マンハント
[出展:https://www.netflix.com/title/80176878]
地味なドラマではあるんだけど、メッチャ面白い。
これは、ユナボマー事件を史実に基づいて描いたドラマ(どこまでがノンフィクションで、どこからがフィクションなのかは僕にはわからないけど)。
ユナボマー事件とは、78〜95年にかけてアメリカの大学や航空会社に爆発物が送りつけられ、死者や重軽傷者が多数出た事件のこと。
犯人はIQ 167の知能犯、テッド・カジンスキー。
(全8話の中の第2話から犯人として登場するから、ネタバレしても大丈夫。というかアメリカ人のほとんどが知ってることだと思う。)
実際の人物をモデルにしてるから、犯人の造形にとても深みがある。
サスペンスで犯人とか黒幕とかのキャラが弱くてがっかりみたいなことって結構あるけど、このくらいしっかり犯人像を描いてくれると満足感が高い。
テッドもFBIも高学歴なんですよ。
だから微妙に「高学歴あるある」になっているのも見所の1つ。
テッドは知能が高いが故にみんなに理解されず、FBIはFBIで学歴が高い人特有の他人を見下す悪癖があり、それが捜査の進展を妨げると。
高学歴だけでグループを作っても、本当にうまく行かないんですよね。
4位 Weeds/Weeds~ママの秘密
[出展:https://www.netflix.com/title/70136122]
主演のメアリー=ルイーズ・パーカーって、映画『レッド・ドラゴン』で、エドワード・ノートンの嫁役をやってめっちゃくちゃ可愛かった人。
全然気づかなかった。
というか、このドラマ、前から存在は知ってたんだけど、『〜ママの秘密』ってタイトルがダサくて敬遠してたんだよね。
観てみたら、かなり面白い!
シングルマザーがドラッグを売る話で、少しコメディタッチなブレイキング・バッドといった趣あり。
Netflixなら全8シーズン一気見できます。
ちなみに1話30分。
3位 Better Call Saul/ベター・コール・ソウル
[出展:https://www.netflix.com/title/80021955]
シーズン3の第2話で、「ロス・ポジョス・エルマノス」の看板が出てくるシーンがメッチャかっこいい。
鳥肌たった笑。
映像を撮っている人やマンガを描いてる人の中には、ああいう演出をやりたいって人多いはず。
さて、内容はというと、ブレイキング・バッドに登場した底辺弁護士ソウル・グッドマンを主人公にしたスピンオフ。
ブレイキング・バッドの世界観そのままに、ソウル・グッドマンが底辺弁護士になるまでの紆余曲折が丁寧に描かれています。
ブレイキング・バッドと比べれば小作品になるんだけど、シーズン2の最終話からシーズン3の途中にかけては相当に盛り上がって大満足笑。
ブレイキング・バッドを観てから観た方がいいかもね。
2位 Designated Survivor/サバイバー:宿命の大統領
[出展:https://www.netflix.com/title/80113647]
何気なく第1話を観たらやめられなくなった。
全21話を2日で完走笑。
とにかく続きが気なってしょうがないタイプのドラマ。
各話の終わりにストーリーが大きく展開するっていう、まあありがちなパターンなんだけど、それに見事にハメられた感じ笑。
ストーリーは、『24』や『HOMELAND』みたいな対テロ・サスペンス。
主演のキーファー・サザーランドがいきなり大統領にさせられて、テロに立ち向かうというもの(いきなり大統領にさせられるアメリカの制度のことを「Designated Survivor」と呼ぶらしい)。
でも、無駄なシーンや尺合わせみたいなシーンが本当に少ない!
アメリカのドラマが演出的にも洗練されてきてるのがよ〜くわかる。
個人的には、『24』や『HOMELAND』よりも面白いと思う。
シーズン2がとても楽しみ。
1位 Fargo/ファーゴ
[出展:https://www.netflix.com/title/70285785]
これはヤバい。
こういうドラマを作れてしまうところにアメリカの底力を感じる笑。
ストーリーは、アメリカ北部にあるファーゴという田舎町で殺人事件が起こり、それが連鎖していくというコメディ・サスペンスで、いたってシンプル。
でも、コメディタッチの作品ながらも、軸の部分に文学的要素があって、それが作品にすっごい深みを与えてるんですよ。
要は、登場人物たちの発言や行動がメタファーになってると。
なんでしょうね、伊坂幸太郎の書くミステリーをもっともっと面白くした感じ?
と言ったら、伊坂幸太郎先生に失礼か笑。
伊坂幸太郎も面白いんだけど(必死にフォロー笑)、ファーゴはモノが違う。
個人的には、シナリオ部分だけに限定すればブレイキング・バッドに匹敵するドラマだと思う。
Netflixの脱落ドラマ
ここからは途中で脱落したヤツ。
Stranger Things/ストレンジャー・シングス 未知の世界
[出展:https://www.netflix.com/title/80057281]
テンポが悪くて3話で脱落。
何一つ気になりもしない。
ストレンジャー・シングスが何なのかわからないので、あらすじすら説明できん。
Dark/ダーク
[出展:https://www.netflix.com/title/80100172]
ドイツ版ストレンジャー・シングス?
1話目を観て、日本人が作ってんのかとちょっとだけ思った。
それぐらい日本の感覚に近い(でも、脱落)。
Travelers/トラベラーズ
[出展:https://www.netflix.com/title/80105699]
TVドラマの最もみっともない形。
途中まで観て後悔。
未来から人(というか意識だけ)がやってきて世界を救うはずが、未来人たちが内輪揉めをする流れに。
13 Reasons Why/13の理由
[出展:https://www.netflix.com/title/80117470]
自殺した高校生の女の子から、同級生たちにカセットテープが届くという話。
難解なテーマにチャレンジしているのはよくわかるし、役者もいいんだけど、1話1話が独立しちゃってる感じ(次の話を観る気が起きない)。
モリアーティのいないシャーロック・ホームズとか、ラスボスのいないジョジョみたい。
Paper House/ペーパー・ハウス
[出展:https://www.netflix.com/title/80192098]
銀行強盗もの。
銀行というか、造幣局。
リーダーのおっさんが「前代未聞のトリックで金を盗む」って言うから期待したものの、ありえないくらいフツーのトリックで、脱落。
La Monte/ラ・モント
[出展:https://www.netflix.com/title/80208337]
フレンチドラマ。
犯罪心理ものはアメリカ1強状態だから、他の国は何をやっても厳しくなるよね。
あとがき
2018年に入り、Netflixオリジナル作品がたくさん配信されています。
ただ、面白い作品となるとなかなか見つからないですね。
今後も、面白いNetflix海外ドラマを見つけ次第、更新していきます。