無料で使えるランニングアプリを紹介します。
メジャーなものを一通りまとめましたので、お気に入りを見つけて、ランニングのお供として役立ててください。
おすすめのランニングアプリ7選
Runtastic ランニング&ウォーキング
会員登録が必要ですが、無料で使えるランニングアプリの中で最もバランス良く仕上がっているのがこのアプリ。
アプリを起動してサインインすれば、スタートボタンを押すだけですぐに計測を開始することが可能です。
計測は、走行距離、タイム、ペース、消費カロリーはもちろんのこと、一年間の走行距離やランニングシューズ毎の走行距離まで記録できるので、とりあえずこのアプリを使えば一通りのことはできるでしょう。
- 会員登録:必要
- 互換性:iOS9以降(iPhone 4s〜)
- GPS精度:◯
- 無料版では広告表示あり
- Apple Watchに対応
Runkeeper- GPS ランニングトラッカー
『Runtastic』に劣らず、総合力の高いアプリがこの『Runkeeper』。
売りは何と言っても、走るルートをコースとして登録できる機能。コース毎のタイム、心拍数、ペースなどもすべて記録できるので、コース毎に自分の走りを比較したい人におすすめです。
コースの登録はパソコンで行います。Runkeeperのサイトで「Create a new route」を選択し、表示されるマップ上に線を引いてコースを作成すれば簡単にコースが登録可能。あとはアプリでコースを選ぶだけ。
ただ、このアプリも会員登録しないと使えません。その点にだけ注意してください。
- 会員登録:必要
- 互換性:iOS10以降(iPhone 5〜)
- GPS精度:◯
- iPhone Xに対応
- Apple Watchに対応

Nike+ Run Club
『Nike+ Run Club』は、ナイキのランニングアプリ『Nike+ Running』がバージョンアップして新しくなったもの。
『Nike+ Running』は、記録をしっかりと管理することでモチベーションを高く保てるようにするという趣旨のアプリでしたが、『Nike+ Run Club』は、この基本設計を受け継ぎながら、新たにコーチング機能(マイコーチ)を付け加えることで他のアプリとの差別化を図っています。
マイコーチはランナーのレベルに合わせて自動でメニューを組んでくれるというもの。雨で走れなかったような場合にも柔軟に対応してくれるのがスゴいです。これからランニングをはじめるビギナーやレースに照準を合わせて走りこみたい人にちょうどいいかもしれません。
また、バージョンアップを機にiPhoneとApple Watchが安定して連携するようになりました。他のApple Watch専用アプリに不満があるならば、この『Nike+ Run Club』に乗り換えることをおすすめします。
- 会員登録:不要
- 互換性:iOS10以降(iPhone 5〜)
- GPS精度:◯
- iPhone Xに対応
- Apple Watchに対応
JogNote GPS
JogNoteという名前の通りにNote(記録)の部分に重点が置かれています。
記録に日記を付けて公開したり、Facebookに投稿したりが簡単にできます。日記には撮影した写真も表示できるので、ランニングを通してコミュニケーションを図りたい人にはうってつけのアプリと言えるでしょう。もちろんパソコンでデータの管理をすることもできます。
記録して公開するには会員登録が必要となりますが、GPSを利用して走行距離、タイム、速度、消費カロリーを計測するだけなら会員登録は必要ありません。ユーザーの利用目的に応じて使い方を選べます。
また、アプリがリリースされて間もなかった頃は問題の多かったGPS精度も、バージョンアップを重ねることで改善されました。
- 会員登録:データを記録するには会員登録が必要(計測だけなら会員登録は不要)
- 互換性:iOS9以降(iPhone 4s〜)
- GPS精度:◯
- 直感的に使えるインターフェース
- Apple Watchに対応

RunGraph
ランニングアプリの中でもユニークな機能を持つのがこのRunGraph。
Graphというネーミング通り、ビジュアル化に特化しており、ランニングの記録が美しいグラフィックになります。グラフィックはSNSにアップする以外にもTシャツにプリントが可能。
自分のランニングデータのグラフィックがプリントされたTシャツなんているか?と最初は思いましたが、フルマラソンなどの長距離を走りきった後なら欲しいですよね。
そんなランニングの楽しみを面白いカタチで見える化したこのアプリ、実はGPS精度がとても優れています。他のアプリのGPS精度に満足できないという人はこのアプリを使ってみてください。
- 会員登録:不要
- 互換性:iOS8以降(iPhone 4s〜)
- GPS精度:◎
- データのビジュアライズ機能に特化
- 他のランニングアプリのデータをインポートできる

Goals
余計な機能なんかいらない、会員登録などせずに、シンプルに記録だけを取りたいという人にオススメなのがこのGoalsです。
このアプリの最大の特徴はアプリ名の通り、まずゴール(目標)を設定するところ。最初に「距離、消費カロリー、時間、エレベーション、歩数」の中から目標を設定したら、「ランニング、ウォーキング、サイクリング、ノルディックウォーキング、マウンテンバイク」といった種目を選んでスタートボタンを押すだけ。記録は、月別の目標達成度などとともに一覧から確認することができます。
インターフェースもシンプルにわかりやすく作られているので、アプリをインストールした瞬間から迷いなく使うことができるでしょう。
- 会員登録:不要
- 互換性:iOS9以降(iPhone 4s〜)
- GPS精度:◯
- ダウンロードしたらすぐ使える
- 簡単、シンプル、使いやすい
- Apple Watchに対応

キョリ測
ランニング専用のアプリは必要なくて、マップ上で距離だけ測れればいいという人におすすめなのがこれ。
キョリ測はただ単純に地図にポイントを打つだけで距離、所要時間、消費カロリー、標高を測定することが可能です。移動方法は「徒歩、ジョギング、自転車、車」の中から選べますので、ランニング以外にも様々な使い道のあるアプリと言えます。
- 会員登録:不要
- 互換性:iOS8以降(iPhone 4s〜)
- 簡単、シンプル、使いやすい
- 無料版では広告表示あり

ランニングアプリは古いスマホでも使える
新しいスマホをランニングに持ち出すのってちょっと抵抗がありますよね? 特に最近のスマホはサイズが大きくなって、ランニングに使いやすいサイズとは決して言えなくなっています。万が一落としたらイヤだという人もたくさんいるでしょう。
そんな時におすすめなのが、機種変して使わなくなったスマホを再利用する方法です。
機種変して使わなくなった古いスマホ、実はランニングに使えるんです。
WiFiを使ってランニングアプリをインストールさえしてあげれば、ネットワークのない場所に持ち出してもGPSは機能します。これはGPS機能がインターネットなどのネットワークを必要としないからです。
もちろん、マップなどのグラフィックはインターネットなどのネットワークが必要になるので使えませんが、GPS機能を使って計測したり、データを保存したりはできます。
新しいスマホを外に持ち出すのがイヤで、かつ古いスマホをお持ちなら是非検討してみてください。
あとがき
僕自身は、『Nike+ Running』からランニングアプリを使いはじめ、最終的に『Runtastic』に落ち着きました。
もちろん、好みは人それぞれ。
自分の使用目的に合ったアプリを見つけて、楽しいランニングライフを送ってください。