ランニングシューズ

ランニングシューズの寿命の目安は?1足のみで毎日走った場合を検証

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ランニングシューズは「2日に1回の使用なら1足で800〜1000km走ることができる」と一般的に言われます。

ただ、ランニングが習慣として身につくと2日に1回じゃ物足りなくなるんですよね。

というわけで、同じシューズを1日1回(毎日)履き続けたらどのくらい持つものなのか、検証してみたいと思います。

ちなみに今回はアシックスのGT-2000を用いて解説します。

ランニングシューズの寿命の目安とは?

重量が片足250g〜350g(男性用27cmの場合)のトレーニング用ランニングシューズの場合、交換の目安は走行距離800〜1000kmと言われています。

もちろん、この場合には条件が一つあり、それは2日に1回使用した場合というもの。

要は、ランニングシューズは1回使用するとそのクッションが回復するまでに24〜48時間かかるので、2日に1回が理想とされるというわけです。

この条件で1ヶ月の走行距離を計算すると、以下の通り。

  • 2日に1回5km走る場合:5km×15日=75km
  • 2日に1回10km走る場合:10km×15日=150km

つまりその寿命は、1回5kmなら約10〜13ヶ月、1回10kmなら約5〜6.5ヶ月ということになります。

では、2日に1回ではなく、毎日使用したらどうなるでしょうか。

実験しました。

画像でランニングシューズの寿命を確認する

今回の実験に使用したランニングシューズは、アシックスのGT-2000 ニューヨーク。

いわゆる、ランナーにとっての定番モデル。

まずはその定番シューズが寿命を迎えた状態を画像で見ていただきます。

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斜め前方から

いかがでしょうか?

これが履き潰したGT-2000の状態です。

意外とキレイって思った人、多いのではないでしょうか。

もう少し詳しく見ていきます。

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外側

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内側

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かかと

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ソール

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インソールの表

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インソールの裏

ぱっと見はまだ履けそうな感じでも、細かく見ていくとやはりそれなりに劣化しているのがわかります。

さて、このGT-2000。

これは僕が寿命が来たと感じた瞬間に使うのをやめたもの。

見た目的にそこまで劣化していないのと、このカラーリングがお気に入りだったこともあって、下駄箱の中に保管してありました。

もちろん、今ではほとんど履くことはありません。

では、これを履いて走っていた時の記録を見てみましょう。

  • 使用期間:2014年4月〜7月
  • 1日の走行距離:5km
  • 総走行距離:555km

1日5kmで毎日走って、シューズが持ったのは約4ヶ月。

ただ、大雨の日には走っていないので、厳密には毎日は走っていません。

最終的にはクッション部分にへたりを感じて使用するのをやめました。

800kmなんてとても持ちません。

アシックス、ナイキ、アディダス、ニューバランス、プーマなど主要メーカーのシューズはすべて履きましたが、800km走れたシューズは1足もありませんでした。

どのメーカーのものを選んでも、毎日履き続けるとたいてい450〜600kmくらいでクッション部分が寿命を迎えるようです。

主要メーカーのランニングシューズの寿命

前述した主要メーカー5社の記録も見てみましょう。

メーカー 使用モデル 使用期間 走行距離
プーマ Faas600 13年5月〜7月 485km
アシックス GT-2000 14年4月〜7月 555km
ニューバランス M1040 14年8月〜11月 570km
ナイキ LUNARGLIDE 14年12月〜15年2月 450km
アディダス Energy Boost 15年2月〜5月 620km
平均 - - 536km

このデータはすべて毎日5km走っていた頃のもの。

ランニングシューズの適切な使用頻度は2日に1回というのは理解していましたが、様々なメーカーのシューズを履いてみたかったので、1足のみを履き続けていました。

同じトレーニング用のシューズでも上位と下位では走行距離に170kmもの差が出ているのが面白いですね。

アディダスの数字が突出しているのは、クッション素材「Boost」が優秀だから。

簡単にまとめると、1足のみを毎日履き続けて1回あたり5km走った場合、走れる距離は平均536kmで、約3〜4ヶ月でどのシューズも交換になっているのがわかります。

ただ、それぞれ使用条件が全く同じというわけではありませんし、計測したのは個人になりますので、あくまで参考程度にとどめてください。

でも、同じシューズを毎日履き続けた場合、どのメーカーのものでもおおよそ500km前後で分水嶺を迎えてしまうというのは間違いないと言えるでしょう。

寿命を迎えたランニングシューズを履くとどうなる?

寿命を迎えたランニングシューズを履き続けるとどうなるかは以下の通り。

クッション性が弱くなったと痛感する

ランニングシューズの場合、どのメーカーのモデルも買った当初はそれなりのクッション性を備えています。

特にアスファルトの上を走る時が最もクッション性を感じる瞬間でしょうか。

でも、寿命を迎えたランニングシューズは、走り出すとすぐにクッションの弱さを感じてしまいます。

先に画像で掲載したGT-2000は、走り出した瞬間に「アスファルトがかたいな」と感じるので、それだけクッションが弱っていることになります。

膝に疲れがたまる

アスファルトのかたさを直に感じるようなランニングシューズを履き続けると、膝に疲れがたまります。

僕は今でも週に5〜7日ほど走っていますが、そういったシューズを1週間程度連続して使用すると膝のあたりが熱を持つような、腫れているような感じになってしまいます(炎症を起こしている感じと言えばわかりやすいかな?)。

僕は一応、フルマラソンを完走できます。

なので中級者レベルの筋力は持っていると思うのですが、それでもそういった状態になってしまうので、いかにシューズのクッションが大切かということになります。

炎症を起こしたままランニングを続けると、大きなケガにつながってしまうかもしれません。

1足のみで毎日走った場合のランニングシューズの寿命の目安は?

それでは、1足のみで毎日走った場合のランニングシューズの寿命を最後にまとめます。

一般的に言われているランニングシューズを交換するべきタイミングは下記のようなものとされています。

使用頻度が2日に1回で1回あたり5km走る場合の目安は、走行距離800〜1000kmで、使用可能期間は約10〜13ヶ月

しかし、使用頻度を毎日にするとこれよりもはるかに早いタイミングで交換の時期は訪れます。

具体的には、使用頻度が毎日で1回あたり5km走る場合の目安は、走行距離500km前後で、使用可能期間は約3〜4ヶ月

そして、シューズは寿命を迎えると以下のような症状があらわれます。

  • クッション性が弱くなる
  • ミッドソールにシワが見られる
  • 膝に疲れがたまるようになる

ミッドソールのシワとは、例のGT-2000で見るとこんな感じです。

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ちなみに、アウトソールに関しては500km程度の走行距離ではこの通り(そこまですり減っていない)。

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あとがき

ランニングを楽しんだり、フィットネスとして健康維持のために走ったりするには、何はともあれケガをしないことが一番大事です。

特に膝を痛めてしまうと走るのがつらくなるので、毎日走るのであれば本当に注意しなければなりません。

ケガ防止のためにもランニングシューズは消耗品と考え、こまめに交換するか、何足かを交互に履くようにしましょう。

2足を交互に履いた場合の実験結果は以下の記事を参照のこと!

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