『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を見たンゴ。
レビューするンゴ。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の感想
『最後のジェダイ』ってのはエピソードで言うと8。
エピソード7『フォースの覚醒』の出来が非常によかったんで楽しみにしてたんだけど(でも劇場には行ってないw)、いい意味でちょっと肩透かしをくらったかなというのが率直な感想。そっち行くのか〜みたいな?
オレはもっとレイ中心のストーリーになると思ってた。
結果はみんなに焦点が当たった群像劇。登場人物それぞれに見せ場があり、それぞれにそれなりのカタルシスが用意されてると。
ディズニー映画的というか、ライトな少女マンガ寄りの方向と言えばわかりやすいかな。少年ジャンプ的な能力バトルを期待してた人間ほど肩透かしを食らうのはそういう理由かもね。
オレもちょっと能力バトルを期待してたところがあってw。でも能力バトルなんてウケないもんな。やっぱり女性も楽しめる作品じゃなきゃ、とくにこれからの時代は。
だから、こんなスターウォーズがあってもいいんじゃないかな。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の考察
まあ、何と言っても一番の喜びはマスター・ヨーダの登場だよな。
それもエピソード5の時のような道化タイプのヨーダw。うんうん、それでこそヨーダだよ。エピソード1〜3でヨーダをシリアスに描いてたけど、個人的にはそれは間違いだったと思ってる。やっぱり、ユーモアに溢れるお姿こそ達人のあるべき姿。すぐ説教してくるヤツとかこの世から滅びたらいいのにって話だよ。
でもってレイの出生の秘密。
オレはさ、以前の記事でレイはルークのクローンと予想したの。うん、見事に外れたw。
というか、スカイウォーカーの系譜(ジェダイの血筋)とかもうどうでもいいって感じなんだな、8では。ほら、ジョジョでも荒木先生が「ジョースターの家系で(新しいストーリーを)考えるのが難しい」みたいなことを言ってたよね(うろ覚えだけどw)。で、6部でプッチさんが登場して世界が一巡しw、なんかすべてがゼロに戻るという事態が起こったと。まあ、荒木先生の気持ちも痛いほどよくわかるw。物語を長くすればするほど、どこかにひずみのようなものが生まれて、ストーリー的に苦しくなっちゃうんだと思うのよ。スターウォーズも一緒じゃない? だから、どこかでゼロに戻すか、なかったことにするしかないんじゃないかな。要は、物語を作るのは簡単ではないということだね。
それで最後に指摘したいのは、登場人物に女性が多かったということ。
なんなんだ、この女の多さはw。女だらけですやん。ドキッ!女だらけの…みたいなw。これ、完全に意図してやってるでしょ。ということは……。女性ウケする方向に持っていきたいということだね。まあ、もうスターウォーズはディズニー映画だから、そういうのもアリなんじゃないかな。
まとめ
なんとなくだけど、この『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を観て、制作者たちが何を考えているのかわかったような気がする。
制作者たちは、スカイウォーカーの古い物語を終わりにしたいんだよ。でもってスカイウォーカーの血を引いてないレイを物語の中心に据えようとしている。
これはつまり……
エピソード7、8、9は新たなスターウォーズ・シリーズへの布石ということな。
オレはエピソード10、11、12の製作決定のニュースが近々発表されると予想しとく。
ちなみに今回、オレはAmazonのレンタルで視聴。
48時間レンタルで500円だった。
1本500円って値段は高いと考える人もいるかもしれないけど、新作が家のモニター(またはテレビ等)でサクッと見れるなら十分安いよね。
個人的には年3900円で映画やドラマが見放題になるAmazonプライムビデオもおすすめ。ただ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のような新しい作品は見放題には含まれないから、Amazonプライムビデオとレンタルをうまく組み合わせて使うのが賢いやり方かなと最近は思ってる。
よかったら上記のリンクからチェックしてみてね。