WiMAX2+を仕事で1年間使ってみました(正確には約1年半)。
正直、めっちゃ使えます。
というわけでレビューするよ😊
WiMAX2+って何?
これです。
auのWiMAX2+(モバイルルーター)。
機種名はW04。
これが一つあるだけで家でも外でもインターネットが使えるようになるんです(工事不要)。
W04ってのは現行機種ではなく、1世代前のもの。契約した時は最新機種だったんですけど、少し前に新しい機種が出ました。が、この機種であっても十分に戦えます。
プランは「ギガ放題プラン」をチョイスしました。
同梱品
契約するとこのようなパッケージ一式がもらえます。セットアップ等はすべてやってもらえるので、ユーザーがやるべきことは何一つありません。
ネットワーク名やパスワードは説明書と一緒に同封されているシールに記載されています。
外観
フォルム的には一昔前のガラケーw。
料金
auのギガ放題プランの場合、毎月定額でこの金額です(2年縛り)。
ちなみに僕はUFJ銀行の口座引き落としになっています。
auのWiMAX2+を選んだ理由
- 自宅
- 仕事場
- 実家
以上の3つでネット回線が必要だったから。
僕はWeb系の個人事業主で、都内に自宅と仕事場、茨城に実家があります。それぞれ個別に回線を契約したらそれなりにコストがかかりますよね。なので持ち運びが可能なWiMAX2+を選びました。
auにしたのは実家の近くに店舗があったので。帰省した際にモバイルルーターの必要性を痛感したんですよ。
5,000円弱という料金はモバイルルーターとしては若干高めの金額ですが、3回線を1回線で済ますことができると考えれば十分に安いです。
auを選ぶメリットとしては、「店舗数が多い」「その場ですぐ手に入れられる」「クレカ払いと口座振替の2種類に対応している」といった辺りになりますね。
デザリングではダメ
iPhone等でのデザリングがダメな理由は以下の2点。
- 通信速度が遅い
- 料金が高い
メールの返事を返すくらいならデザリングで十分ですが、ある程度のデータ量を使用するとWiMAX2+の料金よりも余裕で高くなるので却下。
WiMAX2+を使ってみた感想
地上では無敵
地上で圏外になったことはほぼありません。
というか僕は仕事目的でWiMAX2+を利用しているわけですよ。旅行とかでへんぴな場所に行くわけではないので電波は普通にキャッチできます。その辺はスマホの電波と一緒。
車で高速を走っている時も、実家周辺(ど田舎)の田んぼのど真ん中でもフツーに使えますw。
建物の中が苦手という声もよく聞きますが圏外になったことはないですね。
地下鉄が苦手
苦手なのが地下鉄。
一部の地下鉄駅構内ではつながるんだけど、走行中の列車内だと圏外になるパターンが多いです。
特に都営大江戸線がキツいw。僕は都営大江戸線をよく使うんですよ。大江戸線、深すぎだよねw。
速度制限は怖くない
速度制限は仕事目的で使ってもそこまで気にはなりません。ここは一番気になるポイントだと思うので詳しく説明します。
速度制限とは?
データ通信量が3日間で10GBを越えると特定の時間帯に通信速度が遅くなるのが速度制限。
画面上ではこんな感じになります。
赤くなっている日の18時~翌2時頃が制限のかかる時間帯。ちなみに午前0時のタイミングで緑から赤に変わります。
速度はどのくらい出る?
通常時はこんな感じ。
速度制限時はこうなります。
通常時と比べるとダウンロードの数値が低下しています。
速度制限を気にしなくていい理由
制限時でも1Mbps前後はあるんです。
これ、ネットをそれなりにできる速度です。YouTube、Hulu、Netflixといった動画は「最低画質」にすれば視聴可能。動画がはじまる前の待ち時間が若干長くなりますが(ぐるぐるが長めに回る)、見れるかどうかで言えば見れます。
というかニュース等のテキスト記事を読むだけなら制限がかかってることに気がつかないことも多いです。それが1Mbps。
仕事に使えるのか
制限は18時~翌2時頃と時間帯が決まってるわけですよ。ならそれ以外の時間帯を中心に使っていけばいいじゃないですか。
激重の仕事用ファイルをダウンロードしなければいけなかったら?
日中にやればいいんです。
僕も空気の読めないカメラマンに数GBもあるRAW画像ファイル等をよく送りつけられてますが、速度制限があっても進行に支障が出たことは一度もありません。
また、紙のデザイナーなんかだと朝までに入稿データを送らなければならないって場合も多々あるかと思います。
しかしそんな場合も心配は無用。
前述の速度制限時の画像を見てください。アップロードの数値って制限時も通常時もそんなに変わらないんですよ。雑誌1冊分くらいのデータならどんな状況でも送れますので大丈夫。
WiMAX2+がおすすめな人、おすすめじゃない人
そんなわけでどんな人にWiMAX2+がおすすめなのか、簡単にまとめます。
おすすめな人
とにかく個人ユーザーだとWiMAX2+の恩恵を最大限に享受できます。具体的には、
- デザイナー
- イラストレーター
- エンジニア
- ブロガー
- その他の個人事業主
- 営業職の会社員
- スマホ料金がめっちゃかかっている人
なんかにぴったり。
要はノマドのように仕事場をコロコロと変える人にはばっちりハマるってこと。もちろん自分のオフィスで据え置き型のルーターのように使うことも可能。
その辺の柔軟性がWiMAX2+の最大の魅力ですね。
おすすめじゃない人
- 家族で使いたい人
- 会社等の組織全体で使いたい人
速度制限があるので、複数人で使おうとするとうまくいかないことが出てきます。
制限がかかっている夜中に嫁が急にNetflixなんかを見はじめたりするんですよw。しかも最高画質で。たいてい「見れない」「つながらない」の騒ぎになるので要注意。
まとめ
僕はWiMAX2+に変えていろいろなコストカットに成功しました。
自宅、仕事場、実家という3つの環境が1つの回線で済んでいるというのももちろんそうなんですが、どこでも仕事ができるようになった結果、仕事場すら不要になったんですw。
カフェにWi-Fiが飛んでいなくてもWiMAX2+が一つあれば仕事はできますし、コワーキングスペースだって増えています。たった1,000円で1日中利用できるコワーキングスペースとか便利すぎると思いません?
本当にどこでも仕事ができる時代になったんだな〜と痛感させられますね。
僕の今後
auの2年縛りが終了したら、UQ WiMAXに変更するつもりでいます(auは行き当たりばったりで選んだものだし)。
UQというのは言わずと知れたWiMAX2+の本家ですね。
なんでUQなのかと言うと、本家と契約するとUQ Wi-Fiが使えるようになるからです。
UQ Wi-Fiでできることは以下の2点。
- 地下鉄の駅構内でWiMAX2+が使えるようになる
- 新幹線の車内でWiMAX2+が使えるようになる
WiMAXサービスはWiMAX2+とUQ Wi-Fiが組み合わさってはじめて完全体になるんです。特に電車で移動する機会の多い人はUQを選んでおくとさらに仕事が捗ることでしょう。
僕も実家に帰る時に常磐線特急の「ひたち」をよく使うんですよ。新幹線の走行中って圏外になることが多いので、早くUQユーザーになって新幹線の中で仕事をするというささやかな夢を叶えたいと思っている今日この頃であります。
UQ WiMAXの詳細は以下よりどうぞ。今ならキャッシュバックやってます。